和妻(わづま)-日本古典奇術、手妻-
日本古来より受け継がれてきた奇術の数々を、一般的な西洋のマジックと区別して“和妻”と呼んでいます。
1997年文化庁の無形文化財にも指定されました。和風のマジックをレパートリーにもつマジシャンは現代でも多くありますが、古典奇術本来の所作や、「見立て」(落語家が扇子を煙管に見立てたり、箸に見立てたりするように、限られたものを使って、別の物をイメージさせること)を含む和の心を受け継ぐ和妻師はごく限られています。
和妻の継承者、藤山新太郎氏に師事した本格的な古典奇術、またその伝統をふまえた創作和妻も国内外で大変好評を博している人気レパートリーです。是非江戸の生きた様式美をご覧ください。
美しい和の小物を使った古典的奇術の世界。 |
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物語的なの流れの中に和の要素をたっぷり詰め込んだ舞台です。 〈座り芸〉 |
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噴水術。江戸時代に大きな人気を博した大がかりなショウ。 |